EnGenius Networks Japan です。
平素より弊社製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、ECW510 / ECW520 の初期ファームウェアにおいて、初回クラウド接続時の挙動に関する重要な確認事項が判明しましたので、導入をご検討中・運用中のお客様、ならびにパートナー様向けにご案内いたします。
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Toggle事象の概要
ECW510 / ECW520 の**初期ファームウェア(v1.10.103 未満)**において、WEBローカル画面(Local Setup Page)で以下の設定を行った状態で初めて EnGenius Cloud に接続した際、
- 固定IPアドレス
- 管理VLAN
- デフォルトゲートウェイ
- DNS
といったネットワーク設定が保持されず、DHCPクライアント状態に戻る挙動が確認されていました。
この挙動は、初回クラウド接続時に実行される「初期自動ファームウェアアップグレード」に起因する設計上の不具合であり、固定IP・管理VLAN・DHCPなし構成の環境では、ファームウェア更新後に機器がネットワークから切断され、遠隔管理ができなくなる可能性がありました。
※DHCP有効の環境では発生致しません。
対象機種
- ECW510
- ECW520
現在の状況
本事象は開発側にて高優先度で修正対応が行われ、2025年11月リリースのファームウェア v1.10.103 以降にて修正済みであることが確認されています。
v1.10.103 以降のファームウェアでは、初回クラウド接続および初期自動ファームウェアアップグレード後も、
WEBローカル側で設定したネットワーク設定は保持されます。
現状の推奨運用
固定IP・管理VLAN構成で ECW510 / ECW520 を導入される場合、以下の運用を必須としてください。
- ファームウェアバージョンの確認
導入前に必ずファームウェアバージョンを確認し、v1.10.103 以上であることを確認してください。 - 初期時のファームウェア更新
v1.10.103 未満の場合は、キッティング段階で事前にファームウェアアップデートを実施してください。
本件に関する補足
本件は初期ファームウェアに起因するものであり、現在提供されているファームウェアでは修正されています。
一方で、市場在庫・既存在庫・過去導入機器において旧ファームウェアが混在する可能性があることから、導入時の注意事項として公式に情報を公開することといたしました。
EnGenius Networks Japan としては、引き続き開発元と連携しながら、製品品質および導入性の向上に取り組んでまいります。
お問い合わせ
本件に関するご質問、導入構成の確認、既存環境のファームウェア確認・アップデート相談につきましては、弊社サポートまたは営業担当までお問い合わせください。
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